はじめに
階段を降りるとき、膝が痛くなること、ありませんか?
そんな痛み、あなただけの問題ではありません。
実は、階段を降りるときの動きが、ひざの痛みを生むことがあるんです。
でもなぜ? そして、どうすればその痛みを少なくできるのでしょうか。
このブログでは、その理由と解決方法を簡単に説明しますね。
階段を降りるとき、なぜひざが痛くなるの?
階段を降りるとき、ひざが痛くなるのは、体重と重力が合わさった力がひざにかかるからなのです。
特に、降りるときには、ひざが体重を支えつつ、さらに自分の体を止める力を同時に発揮しなければいけません。
この力が筋肉や関節に負担をかけて、痛みを生んでしまいます。
さらに、ひざを守る筋肉や軟骨が弱っていると、痛みはさらに強く感じます。
階段を降りるとき、どうすればいいの?
階段を降りるときのひざの痛みを減らすには、まず、ゆっくりと一段ずつ降りることが大切です。
そして、手すりを使うと、体の重さを支える力が分散され、ひざの負担が軽くなります。
可能なら、エレベーターやエスカレーターを使うのもいい方法ですよ。
ストレッチや日々のことで、どう改善できる?
ひざの痛みを減らすには、筋肉を強くする運動と、体を柔らかくするストレッチが効果的です。
たとえば、「ひざを伸ばしたり曲げたりする運動」は、立っているだけでできますし、ひざを守る筋肉が強くなります。
また、座ったまま足首をゆっくりと回すと、ひざ周りの血流が良くなるので痛みを減らすことにつながります。
これらを日々の生活に取り入れること、そして、長時間立ったり座ったりするのを避けることも大切です。
まとめ
階段を降りるときのひざの痛み、辛いですよね。
でも、痛みの理由を理解して、ちょっとしたことに気を付けるだけで、痛みはずいぶん減らせることができます。この記事があなたのひざの痛みを和らげるお手伝いになれば嬉しいです。
それでも改善しない場合はぜひご相談くださいね。
(監修 柔道整復師 田口誠二)