はじめに
腰から足にかけて突き刺すような痛みやしびれで、夜も眠れない…そんな経験はありませんか?
その正体は「坐骨神経痛」です。
日常生活の姿勢やクセ、筋肉の緊張が重なることで、腰からお尻、太もも、ふくらはぎにまで痛みが広がっていきます。
このブログでは、
• 坐骨神経痛の原因とメカニズム
• ストレッチの効果と限界
• 実際に必要なアプローチ
を、分かりやすく解説します。
「いろいろ試しても良くならない」とお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
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1. 坐骨神経痛とは?まずは正しい理解から
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が刺激や圧迫を受けることで起こる、痛みやしびれの総称です。
主な原因には以下が挙げられます:
• 椎間板ヘルニア
• 脊柱管狭窄症
• 筋肉の緊張や骨盤のゆがみ
• 長時間の座り仕事や姿勢のクセ
これらが複雑に絡み合い、「一カ所だけが悪い」わけではないのが、この症状の厄介なところです。
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2. ストレッチで改善する場合もあるが…
実際、軽いケースではストレッチで痛みが和らぐこともあります。
例えばこんなストレッチは効果的です:
1. 椅子に座り、片足を反対の膝の上に乗せる
2. 背筋を伸ばし、そのまま少し前に倒れる
3. 伸ばしているお尻に「痛気持ちいい」感覚があればOK
4. 左右20秒ずつ、同じ回数行いましょう
ただし、「効いた気がする」「少し楽になった」というだけで安心してしまうのは危険です。
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3. ストレッチだけでは根本改善にならない理由
「坐骨神経痛=ストレッチで治る」と思い込んでいる方が多いですが、実はそう簡単な話ではありません。
痛みの本当の原因は、
体のゆがみやバランスの崩れにあります。
たとえば、まっすぐ立っているつもりでも肩の高さが違っていたり、寝た時に腰や背中がうまく布団に当たらない気がする…という状態では、どれだけストレッチしても原因に届いていないのです。
さらに、ゆがんだままストレッチを続けると、筋肉や関節に負担がかかり、逆に悪化するリスクさえあります。
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4. 実は、整えるべき「順番」が人によって違う
あなたの坐骨神経痛が良くならないのは、「治療法が間違っている」のではなく、
整える順番が合っていないことが多いのです。
これは一人ひとりの体の状態によって異なります。
たとえば当院では、
• 手首を整えたら腰の痛みが軽減した方
• 足首の調整だけでしびれが消えた方
など、驚くようなケースがたくさんあります。
それは「原因の出発点」が人によって違うからです。
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5. たった5分の検査で、整えるべきポイントがわかります
当院では、ご来院いただければ、5分ほどの特別な検査で「今のあなたが、どこから整えるべきか」が明確になります。
その上で、体に負担をかけず、あなたに合った順番で調整していくので、改善も早く、再発も防げます。
「いろいろ試したけど良くならない」
「ストレッチしても逆に悪化した」
そんな方こそ、一度ご相談ください。
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まとめ
坐骨神経痛はストレッチだけで治る単純な症状ではありません。
むしろ、ゆがみを整える“順番”こそが、改善のカギです。
正しい順番を見つけて整えていくことで、長年の痛みやしびれから解放された方も数多くいらっしゃいます。
あなたも、「根本的に整える」第一歩を踏み出してみませんか?
(監修:柔道整復師 田口誠二)