今回は去年の年末に、コンクリートの溝に落ち込んで足を怪我された80代の患者さんの改善例をご紹介いたします。
(写真掲載の許可をいただいております)
怪我から8ヶ月経ったのに足の痛みが強く、6月中旬に足を引きずるように歩いて来院されました。
8ヶ月もの間、このような状態で生活されていたそうで、かなりお辛かったのではないかと思いました。
初回の治療では微弱電流を用いた治療機器と全身の整体を行いました。
お帰りの際は受付の前で「さっきと全然違う」と言って待合室をぐるぐる歩いていたと受付スタッフが言ってました(笑)
1週間後の2回目の治療の際は、「痛みは半分くらいになっています」とのこと。
さらに1週間後では「2割くらいに減りました」とおっしゃっていました。
5回の治療を経て、6回目となった7月の末頃の来院時にお聞きすると、前回は2割ほど残っていた痛みはもうほぼないとのことでした。
8ヶ月続いた足の痛みは1ヶ月半ほどの間の5回の治療でほぼ無くなりました。
そして、痛みが強く足を引きずって歩いていたことが影響していたのだと思いますが、当初はお体全体のゆがみが大きく、ベッドに真っ直ぐ寝ることができず、足のねじれもありました。
しかし治療を続けていくと写真のようにバランスがとても良くなってきました。
(どちらの写真もご自身でベッドに寝てもらって写真を撮りました。この時点では私は一切手を触れていません)
今後はご趣味の山歩きを続けられるようにお体をお手入れしていくことになりました。
このように、お怪我の後遺症で長期間の症状が続いている方でも、計画的に治療すると痛みが減ったり、動き方が楽になるという結果が出ております。
長期間お困りの症状がおありの方はお早めにご相談いただけましたら幸いです。
(監修 柔道整復師 田口誠二)