みなさんおはようございます!
高松市国分寺町の11号線沿いにある
国分寺整骨院の院長の田口です。
我が家のリビングで毎日くつろいでいる在りし日の愛犬のはむ太。
高齢で自分では起きられないので、いつも「伏せ」か寝るかどちらかの体勢です。
たまに伏せからの変則的なねじれた格好で寝ていることもあり、この子寝違いせんのかな?と思うことも(笑)
さて、朝起きると急に首が動かないとか、背中の痛みが強くて息をするのも辛いといった寝違いで受診される方がおられますが、急に襲ってくること、体勢を変えたり何かの拍子で「ビキッ!」と痛みが走るために非常に不快な症状でもあります。
では、この不快な寝違いの症状に襲われないようにするためには、何に気をつける必要があるのでしょうか?
参考にしていただければ、車庫入れの際に痛くて首を動かせないとか、デスクワークの際に背中が気になって集中できないなどの症状が出にくくなり、安心して生活ができるようになります。
寝違いは急に痛みが出てくるので、急に寝違いになったと感じてしまいますが、そもそも寝違いを起こしやすい体で生活していたことが原因です。
寝違いの患者さんの多くは次のような状態にあることが多いです。
・慢性的に肩が凝っていることが多い
慢性的な肩こりがある方や姿勢が悪い方は、日常的に首や肩の筋肉に負担をかけてしまうことで、筋肉自体が傷ついたり痛みを出したりしやすい状態にあります。
日頃から運動やストレッチを取り入れ、同じ姿勢が続かないように気をつけましょう。
・ストレスによって寝不足が続いた
ストレスを感じると自律神経の交感神経が働くことで全身の筋肉を硬くなってしまいます。
筋肉の柔軟性が落ちて硬くなってしまうと傷めやすくなります。
ストレスを解消できる趣味や解消法を用意しておくことをお勧めします。
・深酒をして泥酔した状態で寝てしまった
私たちは寝ている時、無意識に自分の体が寝やすい姿勢になるために何度も寝返りを繰り返しています。
この寝返りによって体圧や体中の血流を分散させているのですが、泥酔状態では無理な体勢で寝たままでも寝返りをする回数が減ってしまい、肩甲骨周りの負担を分散させることができずに寝違いになってしまうということが考えられます。
楽しい飲み会もほどほどにして、お酒の量をコントロールする癖をつけましょう。
・暴飲暴食をして内臓に負担をかけていた
暴飲暴食などによって内臓が疲れてしまうと、内臓に近いところの筋肉が影響を受けて硬くなります。硬くなった筋肉が発端となり、その部分と繋がっている筋肉が引っ張られることで体のバランスが崩れます。体のバランスが崩れたことで、負担が集中した筋肉や神経が傷つきやすくなり痛みが出てしまうと考えられます。
腹8分目を心がけ、時には内臓をいたわり休ませてあげることが重要です。
このように、急に痛みに襲われる寝違いですが、日頃の生活習慣や姿勢によって防ぐことも可能だということがお分かりだと思います。
朝起きたら首が痛くて回らないと、普通に生活するにも非常に困りますから、安心して生活できるように改められるところは改めていきましょう。