さて、当院の患者さんには様々なご趣味の方がおられます。
その中でご年配の方が続けられているものに「グラウンド・ゴルフ」があります。
私自身、聞いたことがあったものの詳しくは存じ上げなかったのですが、頻繁に大会が行われていて「生涯スポーツ」として人気があるスポーツだそうです。
そこで患者さんからお聞きすると、
「屋外でするスポーツだけど、去年からのコロナ禍でマスク着用と消毒が厳しくて、対策が結構大変なのよ。」とのこと。
毎回の大会で消費するマスクも数百枚に及ぶということをお聞きして、それならお手伝いできることはないかと思い11月のCSR活動として今回のマスク寄付をさせていただきました。
早速、香川県グラウンド・ゴルフ協会にお電話をすると、黒木会長が丁寧に応対してくれて、
「ぜひ一度大会を見にきて下さい」とおっしゃっていただき、そしてこの度、国分寺町に用事があるとのことで高松市の国分寺整骨院まで足をお運びいただきました。
今回は微力ながら1000枚のマスクを寄付させていただき、次回の大会に使用していただけることになりました。
その際、黒木会長にお話をお聞きするとグラウンド・ゴルフの歴史は古く、会長ご自身が約40年も前に香川県グラウンド・ゴルフ協会を立ち上げられたとのこと。
大企業にお勤めだった黒木会長は48歳の頃に、香川県グラウンド・ゴルフ協会を立ち上げるために退職され、私財を投げ打ってグラウンド・ゴルフの普及に尽力されたそうです。
そのおかげで香川県のグラウンド・ゴルフ会員は約1,200人を数え、競技人口はさらに多い2,000人にのぼるとのことでした。
グラウンド・ゴルフのルールはゴルフに似ているものの、独自のルールがいくつもあり、それも愛好家が多い要素の一つでしょうね。
例えばホールインワンが出るとトータルの打数からマイナス3打になるとか、
クラブは一種類だけを用意すればいい、
15,000円程度のクラブ1本で全国制覇も可能だということ
などなどとても興味深いお話をお聞きすることができました。
早速今月の11/19に、高松市の東部運動公園で行われる大会を見学させていただくことになりました。
黒木会長には今後ともお世話になります。
すでにスーパーやドラッグストアでは今までよりはマスクが手に入れやすくなっていて気軽に購入できるようにもなりました。
しかし一度に何百枚も使うような大きな大会では常に大量のマスクの準備が必要です。
今回は少量のマスクの寄付でしたがもとても喜んでいただけて、黒木会長から貴重なお話も聞くことができましたので、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
黒木会長、改めて今後ともよろしくお願い申し上げます。
11/19に、高松市の東部運動公園での大会の様子は追ってご報告いたします。
(監修 柔道整復師 田口誠二)