夏の暑さに立ち向かうためには、さまざまな対策が必要です。
その中でも、一日の疲れを癒すお風呂が、実は熱中症予防に大いに役立つことをご存知でしょうか?
今回は、暑い季節にお風呂を上手に利用して熱中症を予防する方法をご紹介します。
ぜひ最後までお読みくださいね。
お風呂の温度設定で熱中症リスクをコントロール
高温のお湯に長時間浸かることは、体温を上げ、熱中症のリスクを高める可能性があります。
理想的な湯船の温度は、38~40℃が目安です。
この温度帯であれば心地よい温まり感が得られつつ、体温の急上昇を防ぐことができます。
最適な入浴時間: 熱中症との戦い方
入浴時間も長すぎると体温が上昇し、熱中症のリスクが高まる可能性があります。
一回の入浴は5~10分を目安に、長時間の入浴は避けましょう。
長時間お風呂に浸かると、汗をかくことにより体内の水分が失われます。そのため、お風呂上がりには必ず水分補給をするようにしましょう。
熱いお風呂から出た後は、冷たい水で体を冷やすと良いです。これにより、体温の上昇を抑え、熱中症のリスクを下げることができます。
まとめ
日々の生活の中にある熱中症対策、その一つが「お風呂」です。
湯船の温度設定、適切な入浴時間、そして入浴後の水分補給と冷水シャワー。
これらを日常に取り入れることで、暑い夏でも安心して過ごすことが可能になります。
体調管理には日々のちょっとした工夫が大切です。これからの季節、熱中症予防にぜひお風呂の力を活用してください。
(監修:柔道整復師 田口誠二)