坐骨神経痛にお困りの女性の方は多いですよね。
今回は女性の坐骨神経痛の痛みに共通する3つの原因をお伝えいたします。
最後に動画にもまとめていますのでご覧いただけましたら幸いです。
実は男性よりも女性の方が体が歪みやすい傾向にあります。
私が今まで治療した統計によると、坐骨神経痛の患者さんの割合は女性が76%、男性24%です。
女性の坐骨神経痛の痛みには共通する3つの原因の特徴があります。
女性特有の臓器の影響
一つ目は骨盤内にある女性特有の臓器の影響があります。
生理周期によって骨盤が緩むので、骨盤内にある卵巣と近い腸腰筋と呼ばれる筋肉に影響し症状が悪化します。
女性特有の骨盤の形や傾きの影響
二つ目は男性とは違う女性特有の骨盤の形や傾きの影響があります。
女性の骨盤は一般的に男性よりも幅が広く、出産に適した構造をしています。
この広い骨盤は、坐骨神経を通過するスペースに影響を与え、特定の姿勢や動作によって神経が圧迫されやすくなることがあります。
女性は男性に比べて骨盤が前に傾くような傾向が強く、これが腰椎の並びが前に湾曲して負担を増やす可能性があります。
そして腰椎が過度に前に湾曲する状態は、坐骨神経への圧迫を引き起こす原因の一つになります。
女性特有のホルモンの影響
3つ目は女性特有のホルモンの影響があります。
女性特有のホルモンであるエストロゲンは、痛みを感じる閾値に影響を及ぼすことが知られています。
エストロゲンレベルの低下は、痛みに対する感受性を高め、その結果、坐骨神経痛の痛みが増したり症状が悪化する可能性があります。
結論
だから女性の方が男性より体が歪みやすいということであり、坐骨神経痛にお困りの女性が比較的多いということになります。
坐骨神経痛にお困りの女性の方は、ぜひご相談の上、ご来院くださいね。
(監修 柔道整復師 田口誠二)
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