みなさんおはようございます!
高松市国分寺町の11号線沿いにある
国分寺整骨院の院長の田口です。
さて、昨日は足を組んで座ると楽だという方のために、座り方の注意点をお伝えいたしましたが、今日は立ち方の注意点をお伝えします。
特にタバコを吸う方は参考にしてみてくださいね。
日常生活やお仕事で立ち続けるということも多いと思います。
台所でお料理を作っている時。
スーパーのレジで立って仕事をしている時。
近所の人と立ち話をしている時。
駅のホームで電車を待っている時などなど。
実はこの「立ち続ける」という時の姿勢も、体のバランスを維持する上で気をつけないといけない大切なことの一つなのです。
特にタバコを吸う方は、喫煙所などで立って吸うことが多いのではないでしょうか?
国分寺整骨院に来られる患者さんに聞いてみると、タバコを吸う時の姿勢に共通点がありました。
それは「休め」の姿勢でタバコを吸っているということです。
その姿勢のままタバコを吸いながら、器用にスマホを操作するという方が多いようですね。
仮に左足に体重をかけて、右足が「休め」の姿勢を続けると、
1。左足の付け根の関節に負担が集中し、左足の太ももの上端が外側に向かって離れようとする力がかかります。
2。その結果、骨盤の骨も引っ張られて腰回りがねじれ、骨盤全体としては非常に不安定なものとなってしまいます。
3。右足の太ももの骨は外側にねじれて足の付け根の関節(股関節)が外向きに回転してしまいます。
このような状態になると、骨盤というのは立っていても座っていても体の土台になる部分ですので、土台が不安定になると背中や首の骨のバランスも崩れてしまいます。
その崩れたバランスによって、筋肉が引っ張られたりねじられたりすると肩こりや背中の張り、腰痛などの症状となって現れてくることもあるのです。
タバコを吸う時に自然と片足に体重をかけてしまうという方は、その状態の方が楽だという状態に体がねじれてしまっていると考えた方がいいと思います。
ですから、そのねじれを戻してバランスの良い体を目指すには次の点を気をつける必要があります。
1。両足に体重をかけて立つ。
理想の立ち方としては左右の足に50%ずつ体重をかけることが大事です。
上記の絵のように、片足に体重をかけてしまっていることに気がついたら、両足に体重をかけて立つように修正してみてください。
2。つま先とかかとが平行になるように立ちます。
立ち続けている時には、つま先の向きも注意するようにします。
足のつま先が開いて「ハ」の字になっていたり、逆に内向きになっていたりしたら、つま先をまっすぐ前に向けるように修正します。
この時、絶対につま先が開いたらダメということではなくて、気がついたら戻すというくらいの気持ちで続けてくださいね。
これらを続けていただくと、ご自分の体のバランスを良くするための「立ち方」が身につきますし、日常生活の中で注意できることですので是非オススメします。