【1】史上最速の梅雨明けが体に与える“見えないダメージ”
今年の梅雨明けは記録的な早さでした。これにより、私たちの身体はまだ“夏仕様”に切り替わっていないにもかかわらず、強烈な暑さや乾燥した空気にさらされています。
このような気象の急変は、自律神経に大きなストレスを与え、血流の滞りや睡眠の質の低下、内臓機能の乱れなどを引き起こします。
また、湿度が急に下がることで体内の水分バランスが崩れ、関節や筋肉が固まりやすくなることも。これが「なんとなく体が重い」「だるい」「肩や腰が痛い」といった不調につながるのです。
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【2】特にこんな方は要注意!早期の体調不良のサイン
「まだ6月なのに夏バテみたい…」と感じている方は要注意です。次のような症状がある方は、身体のSOSを出しているかもしれません:
• 朝起きても疲れが抜けない
• 首・肩・腰のコリや痛みがひどくなってきた
• なんとなく気分がすぐれず集中できない
• 体温調節がうまくいかず、汗が止まらない/出ない
これらは、気温・湿度の急変による「自律神経の乱れ」が原因となっていることが多く、放置しておくと寝つきの悪さや消化不良、さらなる痛みにつながることもあります。
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【3】整骨院でできる“夏バテ前”のコンディショニングとは?
こうした不調は、「本格的な夏が始まる前」に整えておくのが肝心です。
当院では以下のようなアプローチで、早めの身体ケアをおすすめしています:
• 筋肉や関節を柔らかくすることで、汗をかきやすく・熱を逃しやすい体づくり
• 自律神経を整える手技や、微弱電流などの物理療法でだるさを軽減
• 一人ひとりに合わせた姿勢・生活指導で、夏を元気に乗り切る準備をサポート
「まだ夏本番じゃないから大丈夫」と思っていても、早くケアした人ほど体調が安定しています。小さな不調こそ、早めの対処が大切です。
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まとめ
今年の夏は、例年と違って“前倒し”でやってきます。
あなたの体は、まだついてきていないかもしれません。
不調を感じた時は「様子を見る」のではなく、「整えに行く」が正解です。
当院では、気象の乱れによる不調に対するケアも行っております。
今のうちに、夏に負けない体をつくっておきませんか?
お気軽にご相談ください。
(監修:柔道整復師 田口誠二)