電話番号

087-899-5500

受付時間

平日:10:00-20:00 土曜日:10:00-14:00 休診日:火・日祝

はじめに:夏バテが熱中症を引き寄せる?

夏の暑さが厳しい時期、私たちの体には目に見えないストレスが積み重なっています。

「夏バテ」と聞くと、ただの疲れや食欲不振を思い浮かべるかもしれませんが、実はこれが熱中症の引き金になることがあるのです。

つまり、夏バテと熱中症はそれぞれ独立したものではなく、**体調悪化の“連鎖反応”**として深くつながっています。

この記事では、夏バテと熱中症の関係性と、すぐに取り入れられる予防策についてわかりやすくお伝えします。

今年の夏を元気に乗り切るために、ぜひ最後までお読みください。

熱中症と夏バテはどう関係しているのか?

私たちの体は、暑さに適応するためにさまざまな機能を働かせています。

特に夏は、汗をかいて体温を下げようとする「体温調節機能」がフル稼働しています。

ところが、このとき大量の水分と塩分が失われるため、うまく補給できないと脱水症状や熱中症に繋がってしまいます。

一方で、熱中症になると全身がだるく、食欲も落ち、回復までに時間がかかることが多くなります。

このような状態が続くと、「夏バテ」のような体のだるさや疲労感が慢性化していくのです。

➤ つまり、「夏バテ」→「熱中症」→「さらに夏バテ」という悪循環が起こりやすいのです。

今日からできる!熱中症予防のポイント

1. 定期的な水分補給

喉が渇く前に、こまめな水分補給を心がけましょう。

特に、汗をかいたときはスポーツドリンクなど塩分も含まれる飲み物がおすすめです。

▶ 詳しくはこちらのブログもご参考ください:

水分補給のタイミングと選び方について

2. 直射日光を避ける

外出時は、帽子・日傘・UVカットの衣類などで紫外線と熱を遮断しましょう。

3. 暑い時間帯は無理をしない

日中の外出はできるだけ避け、涼しい室内で休憩を。

特に高齢者やお子様は、無理せずエアコンを活用することが大切です。

夏バテしないための食事の工夫

● 食欲がないときこそ「タンパク質」

食事を抜くのは逆効果。体力の低下を防ぐためにも、豆腐・卵・鶏肉などの消化に良いタンパク質をしっかり取りましょう。

● ビタミン・ミネラルを意識する

汗とともに失われる栄養素を補うには、野菜や果物が欠かせません。

トマト、きゅうり、ゴーヤなど、夏野菜を積極的に取り入れましょう

● 冷たいものは「ほどほどに」

冷たい飲み物や食べ物は、体を一時的に冷やしてくれますが、摂りすぎると胃腸が弱り、夏バテを悪化させる原因に

温かい汁物などで胃腸をいたわる工夫も取り入れてください。

おわりに:夏を快適に乗り切るために

夏バテと熱中症は、互いに影響を与え合う存在です。

片方だけを予防するのではなく、食事・休息・水分補給など、日々の習慣を整えることが、猛暑に負けない体を作るカギになります。

今年の夏は、ちょっとした工夫で元気に乗り越えましょう!

(監修:柔道整復師 田口誠二)

関連記事

Leave A Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください